スリーブ入りカードのシャッフル考察

スリーブのススメ、カードシャッフルはこんなに楽ちん!

ふと気になった。ほんとになんとなく。すっごいどうでもよろしいことを。

 

ドミニオンみたいなカード主体のゲームをやっていて、他の方々はカードをどうシャッフルしているのだろうーかと。

 

「ボードゲーム カード シャッフル」>検索
いくつか記事は出てきます。

 

では、
「ボードゲーム カード スリーブ シャッフル」>検索
むーん、特に有効なの、なし。ていうか、こんな調べ方する人おらんか。

 

これはどうしたものか……
そうだ、自分で考察してみよう。記事としてやったことないけど……

 

というわけで、スリーブ入りカードのシャッフルのお話です。
前置き長いて?
前置き、うん、とても美味だったと記憶しております。

 

はい、冗談はさておき、カード+ボードのゲームは多々あります。
それらのカードって紙で、しかもトランプほどの強度が無いものが多いので、乱暴に混ぜるとすぐカードが痛みそうですよね。
というか、痛みます!(断言)

 

カードのシャッフル方法は色々とあります。

 

有名な所でいえば、ヒンズーシャッフル、オーバーハンドシャッフルですかね。
手に縦(ヒンズー)か横(オーバーハンド)に持って、真ん中や下半分を取って上に重ねていくあれです。

 

あとは、リフルシャッフルというやつでしょうか。
ぱらぱらーってやって、ぐっと弓なりにして、ぱらぱらーってやるあれです。
手品とかでもよく見るあれですよ、あれ。

 

ヒンズー、オーバーハンドは、よほどよくシャッフルしないと結構最初の並びと変わらない部分が出てきたり、カードの量が多いと大変です。
リフルシャッフルは確かに良く混ざりますが、ボドゲのカードでやった日には、一発でカードをダメにしますよね。
リフルはプラスチックだったり、紙でもかなり強度あるもの、言わばトランプだからこそやっていいシャッフルです。

 

さて本題。僕はどうカードをシャッフルしているか。
僕は、昔マジック・ザ・ギャザリングをやっていました。その時もスリーブ使っていました。
もしかしたら、あ、あれか? って思う人もいるかもしれません。
そうです、あれです。
シャッフルの名前、今調べて知りました。ファローシャッフルです。
どんなかというと、以下をご覧ください。


 

 

どういう状態かというと、ハードスリーブ入りのカードをふた山に分け、片方の山の角を、もう片方の側面に押し込んでる途中です。
ハードスリーブだとすんなりと重なり合います。しかも結構細かく交互に。写真だと分かりにくいですけど。
で、このまま押し込み、一つの山にします。

 

これがファローシャッフルです。リフルシャッフルのぱらぱらーをやらないバージョンです。
これを5回くらいやって、その後、軽くヒンズーorオーバーハンドシャッフルをやれば、それはもうかなりよく混ざります。
これをうまくやるには、ハードスリーブであることが前提です。
ソフトだと、へにょんってなってスリーブ自体がダメージをくらい、且つ、うまくできません。

 

このファローシャッフルができることが、僕がスリーブ派である一つの要因ですね。
ファローシャッフルって、トランプでやるには結構技術が必要らしいです。
でもスリーブ入りカードなら、難なくできてしまうのです。

 

ちなみにどれくらい混ざるかというと、

こちら、ドミニオンから3種、10枚ずつを用意。

 

これをファローシャッフル。

1回やるとこんな感じ。ほぼ交互になってます。
でもこれでは、同じカードがまだ近いですね。

 

3回目。

はい、すでに結構混ざってるように見えません? 見えますね。

 

あと2回くらいやって、軽くヒンズーorオーバーハンドシャッフルで完成!
おお、これでもうシャッフルに困らない!

 

ただし、いくつか注意点が。

 

どのシャッフルでもそうですけど、やり過ぎると同じカードの塊ができはじめます。神秘の現象です。
ファローシャッフル5回くらいで十分かと思います。

 

あと、重ね方を間違うと、混ざらない部分ができるので注意が必要です。
山の下半分を取った場合は、
↓ 右の山の上が余り、左の山の最下部が一番下側になるように組み合わせます。
↓ 写真は極端にやってます。

 

 

これを、下半分を取って逆に以下のように組んでしまうと、いつまでたっても上が混ざりませぬ。
 

 

上半分を取って組むのなら、下が余る組み方ですね。
まあ、実際やると言うまでもないことなのですが……

 

ちなみに、ちらほら手が光っているのは、汗です……
自分、多汗なもので……

 

はい、そんなわけで、いつものサマリーとは趣向を変えたカードシャッフルなとどいう、しょーもないことに題材にしたコラムでした。
TCGやってた人は知ってるかもしれませんが、ボドゲから入った人でこのシャッフルを知らなかった人の少しでもお役にたてれば幸いです。