カードゲーム、ハイテンション利休レビュー

ハイテンション利休

 

 

・難易度:未プレイ
・評価:未プレイ
・プレイ人数:4〜6
・日本語版
・カード枚数:90枚(縦86mm×横52)/スリーブ:特殊な大きさ。ボードゲームサイズのハードスリーブで可
・サマリーはこちらから

 

概要

最近、色々な所で目にして面白いと評判なので、思わずぽちっと買ってしまった。

 

未プレイなので、ルールを読んでサマリーを作ってみての感想です。

 

全員に価値が一等級から五等級の「茶器カード」各1枚ずつを配り、これを手札から1枚出して、一番価値が高い茶器を出した人が利休に献上できます。
ただし、他の人と同じ等級のカードを出してしまうと、それは献上できません。
この辺り、他のカードゲームでハゲタカのえじきというのがありますが、それと同じ感じです。

 

しかし、実際は似て非なる出し方をすることになります。
というのも、スタートプレイヤーは茶器カードを表向きで出すのです。
そして、続くプレイヤーは、表向きか裏向きを選んで出していきます。
これが効いてくるのは、このゲーム、勝ちすぎてはいけないいけない、というところでしょう。
この流れが、かなりの心理戦を生む……と思います。
ええ、まだプレイしてないので、なんとも言えませんが……

 

最高の等級をいきなりオープンすると、献上権を取りにきたと知らせることができて、さて他のプレイヤーはどうなる? とか、自分が献上権を取っても取らなくてもいいなら、中間等級を出せば、他のプレイヤーを混乱させられる、とか考えられますね。

 

そして最終的には、利休に献上された茶器にあるテンションを合計して、自分の「茶菓子カード」の合計価値がそれ未満だといきなり敗者になるという……
うまく利休のテンション以上の茶菓子の価値を得られたら、次はその中で一番利休のテンションに近いプレイヤー、つまり敗者にならなかった人の中で、一番茶菓子の価値が低い人が勝者、となるわけです。
ここが、勝ちすぎてはいけない理由。

 

うん、他の方のレビューを見て言われてるように、ルールを読んだだけでも、ゲームタイトルに反して中々の心理戦を強いるゲームだなと思います。

 

僕の仲間内は大体3人でゲームすることが多いので、4人〜6人用のこのゲームはいつプレイできるやら……

 

さて、最後に収納についてです。
カードサイズがちょっと特殊で、僕の紹介しているスリーブの中ではピッタリなものがありません。
横幅があまりますが、ボードゲームサイズのハードスリーブなら代用可です。シャッフルもできます。

 

ここでゲーム作成者の皆様に切実なお願いです。
ゲーム作成者の皆様、カードはスリーブに入れる派閥に属する僕としては、カードのサイズはできればユーロサイズかボードゲームサイズでお願いしまする……
カードはスリーブに入れないと、ゲームを遊べないのです。

 

収納ですが、こういうカードゲームはカードを箱にそのまま入れておくと、運んだりしているときに中でぐしゃっとなることが多々あります。
そんな時は、ノートの切れ端一つで解消できます。
以下のように紙でカバーをしておけばOKです。
 

 

そうして箱に詰めれば、

 


怖!
なんかのぞいておる……
利休カードの目が絶妙な位置に……

 

オチもついた所で今回はこの辺で。