ボードゲームレビュー、テーベの東レビュー

テーベの東

 

 

・難易度:3
・評価:A
・プレイ人数:2〜4
・日本語版有り(日本語版は、テーベという名前になっている。)
・カード枚数:100枚(縦66mm×横44mm)/スリーブ:ミニユーロサイズ
・サマリーはこちらから

 

概要

ざ、運げー、テーベの東をご紹介!
このゲームの必勝法、それは、引きの運です!
運こそ正義なゲームです!
楽しみ所は、なんと言っても他人の失敗を笑うこと!

 

……はい、個人的な偏見です。

 

実際どういうゲームかというと、自分は考古学者となり、発掘のための知識を集めてその場所に行き、運任せに発掘を行う、こんな感じでしょうか。
で、この運任せの発掘が、このゲームの最大の山場で見せ場です!

 

5つの袋1つ1つが発掘する場所に対応していて、丸いタイルがいっぱい入っています。
で、その袋には当たりのアーティファクトタイルと、半分くらいはずれの何も描かれていないタイルが入っています。
条件によりますが、5枚くらいを一気に引いてみたりすると、まあ当たりを引けない……
たくさん引いて1枚も当たりがないなんていうのは、テーベあるあるでは?

 

その後、袋をのぞいてみると、当たり、たくさん見えるのに……

 

ま、ハズレシカヒケナイヨネ現象を助長するルールが、当たりは自分の手元に、ハズレは袋に戻すというルール。
なんで1回掘り返してアーティファクト発見して、そこをまた埋めるんですかねー、この学者達は……

 

そんな感じで運に偏ったゲームですが、盛り上がること間違いなし!
次こそは当たりを(ハズレを握りしめながら)次こそは当たりを(ハズレだけを握りしめながら)という感じで、(他人のその様を笑いながら)気が付けば何度もプレイしてしまう、楽しいゲームです。

 

 

ちなみに僕のテーベの東は、コンポーネントの一部に盛大な印刷ミスがあります。
はい、こちら。
 
本来は袋の絵は、袋に対応する場所の絵がプリントされていて1つ1つ別の絵になっているはずなのですが、2つの袋に全く同じ絵がプリントされているという……
まあ、面白いのでそのままです。

 

というわけで、身を切った(?)オチも付いた所で、今回はこの辺で。