ボードゲームレビュー

ブルームーン:レジェンド

 

 

・難易度:3
・評価:A
・プレイ人数:2
・日本語版
・カード枚数:345枚(縦88.5mm×横57mm)/スリーブ:ボードゲームサイズ
・サマリーはこちらから
・アイコン説明や種族特有カードはこちら

 

概要

違う記事でも言ってますが、僕は昔マジック・ザ・ギャザリングをやっていました。
なので、このブルームーン、どうしてもギャザリングと比べてしまい、プレイする前にルールを読んだだけではギャザリングよりも流れが単純で種族とか決まってしまっているため、面白いかどうか疑問でした。

 

ギャザリングみたいにクリーチャーを何体も並べて魔法で応酬することもなく、基本的にキャラクターの1対1の戦いで……
なので、日本語版が出た時点で買ってはいたのですが、そのまま積む……

 

友達も同意見でしたが、同じ様にルールだけでピンとこなかったフレスコがやったら面白くてはまったので、じゃあネットで面白いといわれているのならやってみたら何か分かるだろうと思い、ようやく約2年の時を経てプレイに踏み切りったのでした。
そして、たいそうはまり、末永く楽しく遊びましたとさ。
めでたしめでたし。

 

いや、めでたくなし、それで終わってはだめ!

 

って自分で突っ込み入れつつ、実際の所、フレスコ同様に激しく後悔ですよ、あれ、こんな面白いゲームを2年も眠られていたのかと……

 

ギャザリングやってた人間としての結論、初めて見る効果のカードを使ってやりくりして戦うのは楽しい!

 

この日本語版は、9種族+追加のカードが入っている、お得なセットです。
今手に入るのは、基本これです。
元は、種族がバラ売りだったみたいです。

 

さて、全体像はこんな感じ。
 
ヴァルカ(奥)対ミミックス(手前)のイメージで並べてみました。
初めて遊ぶときは、ヴァルカとホークスという種族を使ってと書いてありますが、ホークスは爺さま軍団で見た目に華がないので、アマゾネス軍団のミミックスを……

 

ゲームのおおまかな流れは以下の感じ。
自分のターンにはキャラカードを1枚出します。
もし出せないなら手札調整して終わるか、戦闘が始まっていたら(相手がキャラカードを出していたら)、戦わずして負けてしまうので、キャラカードは重要です。
特殊な効果が無い限り、ギャザリングみたいに複数のキャラを1ターン内には出せません。
出した1キャラを強化してアタックしていきます。

 

しかも、キャラは1ターン使い切りで、次のターンには新たなキャラを出さないといけません。
まあ、毎回一騎打ちしてるようなイメージです。
キャラを出したらブースターカードやサポートカードでパワーアップし、炎か大地の属性で戦闘開始。
キャラの左上の数字がそれぞれ炎(上)と大地(下)の攻撃値です。

 

そして、1回戦闘が始まると、この属性が特殊な効果が無い限り、どちらかが撤退するまで変わりません。
種族によって炎か大地かに強カードが固まっていたりするので、属性選択は重要です。
そのためか、戦闘を開始して属性を決めたプレイヤーは、そのターンにブースター、サポートカードが使えません
これ、結構見落としがちなので、注意が必要です。

 

で、攻撃を受けたら、その攻撃以上の数値にして返さないと撤退することになります。
撤退したら負けというわけではなく、盤面のドラゴンを1体持っていかれます。
3体取られてさらにドラゴンを取られる状況になって、初めてゲームに負けます。

 

カードは色々と特殊な効果を持っているので、それに慣れるまでが大変です。
まあこれが、ギャザリングをやっていた人間としては楽しいとこなのですが。

 

流れはそんな感じで、簡単です。
でも、種族によって戦い方は全く違うので、自分の好みの種族を見つけていくのが楽しいです。

 

ちなみに5戦ほどやった感じ、キンドが強くアクアはあかんというのが今の結論。
ギャザリング時代、コモンとアンコモンだけでデッキを組むのが好きだった僕としては、アクアになんとか活路を見いだしたい所でしたが、今の所見つからず……

 

さて、箱の中身について。
いつものように内箱ざっくりなくしてます。

そして、100均で売ってたカードゲーム用ケース(2個100円)に種族カードを収めてます。
スリーブに入れてさらに袋に入れると、角が引っかかって取り出しにくくなるんですよね。

 

で、紙で挟んで種族ごとに分けて、収納して完成!

僕の収納は、こんな感じです。

 

最後に、日本語版はドラゴンの形が全部違うので、かっこよろしいです。
 

 

それにしても、ほんとボドゲはやってみないと合うか合わないか分からないですね。